「ウッドデッキがある家」夢の実現に向けて【ウエスタンレッドシダー(米杉)施工例 s20170221-1】
当店のウエスタンレッドシダーをご購入のお客様から施工写真をいただきました。
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お陰様で息子宅のフェンス工事とウッドデッキが完成しました。
当初購入した敷地の庭に3平米程度のウッドデッキを製作を予定しておりましたが、隣接地所有者から土地売却の話が持ちかけられ購入交渉話が早期にまとまりました。それで、急きょウッドデッキの構想を敷地に合わせて8倍程度拡大した設計図を一から作成しました。
元々私のDIY歴ではウッドデッキ製作は初めてで、Gakken社から出版されているウッドデッキ製作入門やドゥ-パ‐!誌 そしてネット検索で事前の情報を収集して随所に設計図・仕様書に取り入れさせていただきました。
例えば 基礎の施工方法、敷地の除草対策、束柱の高さと根太の水平の取り方そして大引きの配置、床取り間隔ジグ(自作)とコースレッド打ち込みライジング(自作)
など、全く知らなかった多くのノウハウがあり作業に生かすことができました。
隣家との境界は金網ネットが設置しており、リビングから庭を見ると緑色のネットが直接視界に入るため、息子夫婦からウッドデッキ設置の前に先ずレッドシダーでフェンス設置の要望がありました。
幸いなことに嫁はDIYに興味があり、是非とも手伝いたいと言ってくれて、実際には塗装とコースレッド打ちは彼女がほとんどしてくれました。作業場が自宅でもあり息子の出勤と小学校に通う孫2人を朝送り出して家事を手早く済ませて頑張ってくれました。この後7月からウッドデッキ製作に着手しても彼女の活躍なくしては出来なかったのではと思っています。
7月に入り梅雨の合間に基礎工事を始めました。購入した土地は元々は山地で巨木の白樫が5,6本植わっており敷地一面に根が張りスギナなどの雑草も密生していて庭地全体の手入れが必須でした。
当然のことウッドデッキ予定地にも白樫2本がありチェンソーで伐採して成長を停止させるために木株にドリルで削孔して根腐食促進液を充填しました。その上にコンクリートを流し込んで固め、厚めの防草シートを敷き詰めて束石との隙間にはテープで砂や飛散してきた雑草の胞子が入り込まないようにしました。
シートの上には砂利を敷き大変な作業とコストがかかりました。
基礎の束石は、パーゴラの支柱設置個所以外は羽子板付沓石を使用しましたが、幕板一部と先端R部にはスチールサポートを使用しています。
根太や大引きには購入資材以外に娘宅の「薪小屋」を製作した時に残った廃材(40x140,90x90)が多くあり、今回のウッドデッキの根太や大引きとして必要以上に利用しており、結果強度的に頑丈な作りとなりました。
デッキ材張りは、板と板の間隔(5mm)を一定にするためジグを自作して、ジグ(4個)を毎回板を張る時に間に挟み、クランプで数か所板を固定して、コースレッド打ち込み個所マーカージグ(自作)でマークをして皿取ビットで皿を作り、下穴ビットで下穴を開けてコースレッドを打ち込みました。
ウッドデッキの先端は、デッキの形状からRにしたほうが視覚的にいいのではと思い、ジグソーでカットしました。
ウッドデッキにもやはり灯りが必要で「マリンライトがベスト」と思いパーゴラ支柱に取り付けたところ、このマリンライトの灯りがLED球ですが電球色の素敵な雰囲気を演出してくれることになり息子家族から拍手喝采です。
真夏での4か月余りの作業となりましたが、私の本職勤務は1週間に4日程度の勤務で残りをDIY作業に費やして頑張りました。
7月は20日間余りが雨で8月も雨が多く、完成までの所要日数は2か月程度で製作したことになります。
もちろん私一人で完成させたのではなく嫁の大きな頑張り、土日の休日の合間に一家の主として男の仕事をした息子、学校から帰って宿題を済ませ手伝ってくれた孫2人、彼らが自分たちの「ウッドデッキがある家」を夢見ながら作り上げたものです。
夢の実現にご協力いただいたウッディロバートさんに心からお礼申し上げます。
横浜市O様より