眺望を活かしたデッキ【ウエスタンレッドシダー(米杉)施工例 s20160113-1】
当店のウエスタンレッドシダーをご購入のお客様から施工写真をいただきました。
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今回デッキを作るにあたり、自分なりのコンセプト及びポイントを紹介します。
1、眺望を活かしたデザイン
(1)眺望をさえぎる柱は出来るだけ少なくする。その為の構造工夫として柱や屋根の梁を家の外壁で支持する。
(2)フェンスは一部に透明アクリル板を用いる。
2、外観をシックでモダンなイメージのデザインに
(1)板を横張りに(1x4)カスガイの様な斜め使いの構造材を目立つ所で使わない。その為に床下に水平の斜め構造材(4x4)を用いた。屋根付きデッキ構造とし屋根の背(梁)東、西、南の3カ所に4x4を使用した。
(2)透明アクリル板を用いR型に取りつける(厚み6ミリ透明)
ビス止めは下穴直径6ミリを開け、輪切りのシリコンチューブを挿入、膨張収縮を干渉。
(3)黒系塗料を使う キシラデコール(エボニ)2回塗り
(4)マリンランプで夜を演出 3燈のマリンランプはウィークリータイマーでコントロール
今頃だとPM4時半からPM8時まで点燈。
3、家族がくつろげるスペース
南側のデッキ 約4x1.5間(床板2x6材)
4、耐久性が良い木材で作る
経年劣化が少なく加工し易いウエスタンレッドシダーを使う。
5、その他 簡易物置の設置
スペースの有効利用、東南の角に簡易物置(明り取りに余ったアクリル板使用)
支柱等の目隠しを兼ねる。
写真でもおわかり頂ける通り、駿河湾からの強風が吹き付ける厳しい場所にあります。台風崩れの爆弾低気圧など台風並みの強風にさらされました時は、ご近所では屋根がはがれるなど大変でした。
ですので今後もメンテナンスや補強には十分心がけたいと思います。
工期の期限もなくのんびり楽しみながら作りました。約1年半です。その為、デザインや作り方にも素人なりの工夫が少し出来たように思います。
そしてここまで出来たのも息子と妻、そしてウッディロバートさんのおかげだと感謝しています。
今後はフラットデッキタイプのカーポートを計画中です。その際はよろしくお願いします。
神奈川県 K様より