洗濯干場に安全に出られるようにデッキを制作しました。【ウエスタンレッドシダー(米杉)施工例 s20150723-1】
当店のウエスタンレッドシダーをご購入のお客様から施工写真をいただきました。
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デッキを製作した場所は、自宅の洗濯干場にしている所です。間口 1間半、奥行き1間の広さがあり、上部には屋根がかかってお り、下は土間コンクリートになっている半屋内空間という性格を もった所です。屋根の軒を支える180φの丸太の柱が1 本、途中に立っています。
目的の第一は、室内から段差なく洗濯干場に安全に出られるように したいということです。今回は、丸太柱との取り合わせを考えて、1,530 ミリ四方の自立型のものにしました。春になったらこの部分に繋い で屋外にはね出す部分を製作します(この部分の製作も考慮に入れ て資材を準備しています)。
制作上のポイントとして、次の3点を挙げました。
1. 一人で無理なく組み立てることができる工法にする
2. ツーバイ材の規格材に合った合理的な構造を工夫する
3. メインテナンスが容易なように工夫する
以上のことから、床束を2×4材、3枚のサンド イッチ構造にして部品化し、現場で2×6材の根太材を 床束に落とし込んでフレームを作る方法を採用しました。水平、鉛 直、直角などを確保しやすく、強度も確保しやすい工法になりまし た。
金具は、建築の分野で普及しているZ金物(ボルト、どぶ 釘、根太受けなど)を使いました。 塗装、部品加工、現場組立など、実質7日位の作業になりました。
宮城県 Iさまより