床下収納庫付きのデッキ【ウエスタンレッドシダー(米杉)施工例 s20131024-1】
当店のウエスタンレッドシダーをご購入のお客様から施工写真をいただきました。
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屋根と床を全部張り終えたので、一応完成という事でお知らせします。
知人を呼んでバーベキューを楽しみました。
未完成部分は階段と屋根の雨どいと、デッキまわりの手すりです。まあこれらは今すぐ無いと困るモノではないので、これからゆっくりと製作していきます。
設計上苦労した点は、2階のテラスの柱が2本あることと、1階の壁からひさしが出ているので、それらをよけた形で柱をたてたり、屋根や床を張ったりしたことです。それと、製作を一人で行ったのでいちいち道具を取りにはしごに乗ったり降りたりと、とても無駄な時間が多かったことです。
二人で製作していたら、もっと早くできていたでしょう。
水平垂直は、水盛りと下げふりを使いましたが、既存の家も完全に水平・垂直でないことが分かりました。
設計図を作りましたが、結構現場あわせが多かったです。こういう点も時間がかかる原因でした。
工夫した点は、バーベキュー炉を床に掘りごたつ式に作りました。U字溝の両サイドにセメントでしきりを作り、くりぬいたデッキに納めました。それと、メンテナンスも兼ねて床下収納を3カ所作りました。
あまり格好のよいものではありませんが、屋根(中空ポリカ)の下によしずを置きました。
赤外線放射温度計で床デッキの表面温度を測定すると、直射日光の部分で59℃、中空ポリカの通した床では48℃、さらによしずを通した床では39℃でした。
直射日光の部分では、暑くてはだしでは歩けません。中空ポリカとよしずの効果は絶大ですね、39℃の床で寝転んでみましたが、39℃は暖かいという感じで、風が吹いていましたので暑いけれど(気温は34℃)昼寝も不可能ではありません。やはり屋根をつけたのは正解でした。
ウエスタンレッドシダーの件ですが、いい材料を素早く送っていただきありがとうございました。これから小物をつくるかも知れないので、またそのときはよろしくお願いします。
大阪府 F様より