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科学的に知るレッドシダーの耐久性|その強さの本質は「耐朽性」にあります

科学的に知るレッドシダーの耐久性
― その強さの本質は「耐朽性」にあります ―

ウエスタンレッドシダーは、「耐久性が高い木材」とよく言われます。
しかし、この「耐久性」という言葉は、実は非常に広い意味を持っています。
まずは、その意味の整理から始めてみます。

耐久性とは何か?

木材における耐久性は、次の要素をまとめたものだと考えています。

耐久性 = 耐朽性 + 耐候性 + 耐摩耗性 + 寸法安定性

それぞれを簡潔に見ていきます。

① 耐朽性

腐朽菌に対する抵抗力のことです。
木材が腐りにくいかどうかを示します。
レッドシダーの強さの核心は、ここにあります。

② 耐候性

雨・紫外線・温度変化など、屋外環境にさらされたときの劣化への強さです。
表面は経年によりシルバーグレーへと変化しますが、内部構造が急激に劣化するわけではありません。

③ 耐摩耗性

歩行や接触による摩耗への強さです。
デッキ材などでは重要な要素になります。
レッドシダーはハードウッドほどの硬さはありませんが、用途に応じて十分な性能を発揮します。

④ 寸法安定性

湿度変化による伸縮の少なさを指します。
レッドシダーは比重が低く内部応力が小さいため、反りや狂いが比較的出にくい木材です。

強さの本質は「耐朽性」

一般に「耐久性が高い」と言われますが、
科学的に見ると、その中心にあるのは心材の耐朽性です。
その理由は、木材内部に含まれる天然抽出成分にあります。
代表的な成分が、「ツヤプリシン(Thujaplicin)」です。

ツヤプリシンの働き

ツヤプリシンはトロポロン類に分類される天然成分で、
抗菌作用
防腐作用
防虫作用
を持つことが知られています。

腐朽菌は、木材の細胞壁を分解する酵素を出して増殖します。
ツヤプリシンは、
菌の活動を抑制する
酵素の働きを阻害する
といった作用により、
腐朽の進行を抑えます。

つまり、
腐朽菌が活動しにくい環境を木材内部につくるのです。

心材が強い理由

これらの抽出成分は、木の中心部である「心材」に多く含まれます。
そのため、
心材は高い耐朽性を持ち、辺材よりも耐朽性に優れます

これは単純な強弱の話ではなく、抽出成分の含有量の違いが、性能差として現れているということです。
レッドシダーが高耐久と評価されるのは、この心材の特性によるものです。

それでも万能ではない

耐朽性が高いとはいえ、
常に水が溜まる設計
通気が確保されていない構造
常時湿潤状態
では、その性能は十分に発揮されません。

木材の耐久性は、
材料 × 設計 × 施工
によって決まります。素材の特性を理解し、適切な環境で使うことが重要です。

まとめ

レッドシダーは耐久性が高い

この言葉の中身を整理すると、

耐久性 = 耐朽性 + 耐候性 + 耐摩耗性 + 寸法安定性

その中でも、科学的に優れているのが心材の耐朽性です。
そしてその理由は、天然抽出成分であるツヤプリシンの働きにあります。
なんとなく強い木材、ではありません。
構造的な理由があって、強いのです。

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