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レッドシダー外装材の選び方|サイディングに使う魅力

レッドシダーというと、ウッドデッキやフェンスを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、北米では古くから住宅の外壁材として使用されており、日本でも木製サイディングとして採用されています。
天然木ならではの美しい木目や色の濃淡、そして時間とともに変化する風合いは、工業製品にはない魅力です。
また、屋外での使用に適した特性を持つことから、住宅や店舗、別荘など幅広い建築で選ばれています。
今回は、レッドシダー外装材が選ばれる理由や、選ぶ際のポイントについてご紹介します。

レッドシダーが外装材に選ばれる理由

天然の耐朽性を持つ

レッドシダーは天然の耐朽性を持つ木材として知られています。
木材内部に含まれる天然成分によって腐朽菌の繁殖を抑える性質があり、古くから屋外用途にも使用されてきました。
もちろん、どんな木材でも永久に腐らないわけではありません。
しかし、適切な設計やメンテナンスを行うことで長期間使用することができます。

軽量で施工しやすい

レッドシダーは比較的軽量な木材です。
外壁材として使用した場合も建物への負担が少なく、施工性にも優れています。
住宅だけでなく、リフォームや店舗建築などでも採用される理由のひとつです。

断熱性に優れる

木材は熱を伝えにくい素材です。
レッドシダーも同様に断熱性を持ち、外壁材として使用することで快適な住環境づくりに役立ちます。
夏の強い日差しや冬の冷気を和らげる効果も期待できます。

美しい木目と色の濃淡

レッドシダー最大の魅力は天然木ならではの表情です。
淡いベージュから赤褐色、濃いブラウンまで、一枚ごとに異なる色合いを持っています。
その自然な色の濃淡が建物に温かみや個性を与え、年月とともに味わいを深めていきます。

レッドシダー外装材を選ぶ際のポイント

グレードを確認する

レッドシダー外装材には、節の少ない「クリア(上小無地)」グレードと、天然木らしい表情を楽しめる「節付き」グレードがあります。

クリア(上小無地)

節がほとんどなく、すっきりとした美しい木目が特徴です。
上質で落ち着いた印象に仕上がるため、

  • モダン住宅
  • 和モダン住宅
  • 商業施設
  • 高級感のある外観

などに採用されています。
レッドシダー本来の色の濃淡や木目を楽しみたい方におすすめです。

節付き

節や木目の個性を活かしたグレードです。
天然木らしい素朴な表情や力強さを楽しむことができ、

  • ログハウス風住宅
  • 別荘
  • 山荘風デザイン
  • ナチュラルテイストの建築

などによく採用されています。
木材ごとの個性を感じられることが魅力です。

どちらを選べばよい?

すっきりとした上質な仕上がりを求める場合はクリア(上小無地)、天然木らしい表情や木の個性を楽しみたい場合は節付きがおすすめです。
建物全体のデザインや好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

サイディングの形状を選ぶ

レッドシダー外装材にはさまざまな形状があります。
代表的なのが、

  • 本実サイディング
  • ベベルサイディング

です。
それぞれ異なる魅力を持っており、建物の印象を大きく左右します。

本実サイディングとベベルサイディングの違い

本実サイディング

本実(ほんざね)サイディングは、板の側面に加工されたオス実(凸)とメス実(凹)を組み合わせて施工する外壁材です。
当店で取り扱う本実サイディングはV溝加工が施されており、板同士を組み合わせると継ぎ目にV字型のラインが現れます。

シャープで整った外観

V溝によって生まれる陰影が外壁全体に規則的なラインをつくり、すっきりとした印象に仕上がります。
天然木でありながら整然としたデザインを演出できるため、

  • モダン住宅
  • 和モダン住宅
  • 店舗デザイン

など幅広い建築で採用されています。

釘やビスが目立ちにくい

実(さね)部分で固定できるため、留め付け金物が見えにくく、美しい仕上がりになります。

縦張り・横張りのどちらにも対応

本実サイディングは、縦張り・横張りのどちらにも対応できます。

縦張り

縦方向のラインが強調されるため、建物を高く、すっきりと見せる効果があります。
モダンな住宅やシャープなデザインとの相性が良い施工方法です。

横張り

横方向のラインが強調され、落ち着きや安定感のある外観に仕上がります。
木の温もりや自然な表情を感じやすい施工方法です。

ベベルサイディング

ベベルサイディングは、板の厚みに変化をつけた外壁材です。
一枚ずつ重ねながら施工する「鎧張り(よろいばり)」で使用されます。
北米住宅では古くから親しまれている代表的な木製サイディングです。

豊かな陰影と立体感

板同士の段差によって自然な影が生まれ、時間帯や天候によってさまざまな表情を見せます。
平面的な外壁にはない奥行きや存在感が魅力です。

天然木らしい外観

レッドシダーの色の濃淡と立体的な陰影が組み合わさることで、天然木らしい豊かな表情を楽しめます。

北米スタイルとの相性が良い

  • 輸入住宅
  • 山荘風住宅
  • 別荘建築
  • カフェや店舗

などで多く採用されています。

どちらを選べばよい?

シャープで整った印象や、縦張り・横張りによるデザインの自由度を重視する場合は、本実サイディングがおすすめです。
一方で、天然木らしい陰影や立体感を重視する場合は、ベベルサイディングが向いています。
どちらもレッドシダーの美しい木目や経年変化を楽しめる外装材です。
建物全体のデザインや完成イメージに合わせて選ぶとよいでしょう。

塗装の考え方と経年変化

レッドシダー外装材を選ぶ際は、どのような経年変化を楽しみたいかも重要なポイントです。
仕上げ方法によって見た目やメンテナンス方法が変わります。

無塗装仕上げ

施工直後の色合いを楽しみながら、年月とともにシルバーグレーへ変化していく自然な風化を楽しむ方法です。

クリア塗装

レッドシダー本来の木目や色の濃淡を活かしながら保護する仕上げ方法です。
ただし、紫外線による変色を完全に防ぐことはできないため、定期的なメンテナンスが必要です。

着色塗装

色味を整えながら木材を保護する方法です。
塗料に含まれる顔料が紫外線を遮るため、色持ちしやすい傾向があります。

メンテナンスしながら長く使える外装材

レッドシダー外装材は、適切なメンテナンスを行うことで長く使用できる木材です。

定期的な清掃

年に1~2回程度を目安に水洗いなどを行い、汚れやカビの発生を防ぎます。

再塗装

塗装仕様の場合は、3~5年程度を目安に状態を確認し、必要に応じて再塗装を行います。

部分補修

木製サイディングは傷んだ部分だけを交換できる場合があり、長く使いやすいことも特徴です。

レッドシダー特有のアクに注意

雨によって木材成分が流れ出し、周囲に黒っぽいシミが付くことがあります。
設計やメンテナンスによって軽減できる場合があります。

まとめ

レッドシダー外装材は、

  • 天然の耐朽性
  • 軽量性
  • 断熱性
  • 美しい木目と色の濃淡

を兼ね備えた木製サイディングです。
また、本実サイディングやベベルサイディングなど、建物のデザインに合わせて選べることも魅力です。
天然木ならではの経年変化やメンテナンスも楽しみながら、長く付き合っていける外装材といえるでしょう。

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