レッドシダーデッキ材の選び方と施工ポイント|天然木ならではの魅力を専門店が解説



ウッドデッキは、リビングと庭をつなぐもうひとつの生活空間です。
家族でくつろいだり、お子さまが遊んだり、ガーデニングを楽しんだりと、暮らしをより豊かにしてくれます。
デッキ材には人工木やハードウッドなどさまざまな種類がありますが、天然木ならではの温もりや肌触りを楽しめる素材として人気なのがレッドシダーです。
美しい木目や色の濃淡に加え、天然の耐朽性を備えており、適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで長く愛用できます。
今回は、レッドシダーのデッキ材を選ぶポイントや施工時の注意点についてご紹介します。
目次
- ウッドデッキ材にはどんな種類がある?
- レッドシダーがデッキ材に選ばれる理由
- 限られたスペースでもウッドデッキはつくれる
- レッドシダー・人工木・ハードウッドの違い
- レッドシダーデッキで後悔しないためのポイント
- デッキ材の選び方
- 施工時のポイント
- 塗装と経年変化
- メンテナンス方法
- よくある質問
- まとめ
- 関連商品
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ウッドデッキ材にはどんな種類がある?
ウッドデッキに使用される材料には、大きく分けて「人工木」「天然木(ハードウッド)」「天然木(ソフトウッド)」があります。
それぞれ耐久性や質感、メンテナンス方法が異なるため、暮らし方やデザインに合わせて選ぶことが大切です。
人工木
木粉と樹脂を混ぜて作られたデッキ材です。
色ムラが少なく、定期的な塗装が不要な製品が多いことから、メンテナンスをできるだけ減らしたい方に選ばれています。
天然木のような木目や香り、経年変化はありません。
ハードウッド
イペやウリンなどの非常に硬く重い天然木です。
耐久性が高く長期間使用できますが、材料価格が高く、加工や施工にも手間がかかります。
ソフトウッド(レッドシダー)
レッドシダーはソフトウッドに分類されますが、天然の耐朽性を持ち、屋外でも長く使用されている木材です。
軽量で加工しやすく、天然木ならではの温もりや美しい木目を楽しめることから、多くの住宅で採用されています。
レッドシダーがデッキ材に選ばれる理由
美しい木目と色の濃淡
一枚ごとに異なる木目や色の濃淡が、庭に自然な表情を与えます。
年月とともに味わいが深まり、天然木ならではの変化も楽しめます。
天然の耐朽性
レッドシダーには天然の耐朽成分が含まれており、適切な施工とメンテナンスによって長く使用できます。
軽く加工しやすい
ハードウッドに比べて軽量なため施工しやすく、リフォームやDIYにも採用されています。
肌触りがやさしい
天然木特有の温もりがあり、夏場でも人工木ほど熱くなりにくいため、裸足でも快適に過ごせます。
限られたスペースでもウッドデッキはつくれる



ウッドデッキというと、広い庭に設置するイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際には、限られたスペースでもアイデア次第で快適なデッキ空間をつくることができます。
例えば
- 掃き出し窓の前だけに設置する
- 中庭に設置する
- ガーデニングスペースと組み合わせる
- 駐車場の上を活用する
など、住宅や敷地条件に合わせたさまざまなプランがあります。
レッドシダーは軽量で加工しやすいため、さまざまな形状や広さのデッキにも対応しやすい木材です。
広い庭がなくても、リビングからつながる「もうひとつの居場所」をつくることができます。
レッドシダー・人工木・ハードウッドの違い
ウッドデッキに使用される材料には、天然木のレッドシダーやハードウッド、木粉と樹脂を混ぜて作られた人工木などがあります。
それぞれ見た目や耐久性、メンテナンス方法が異なるため、重視したいポイントに合わせて選ぶことが大切です。
人工木
人工木は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られたデッキ材です。
天然木のような見た目を再現しながら、腐りにくく、定期的な塗装が不要な製品が多いことが特徴です。
そのため、メンテナンスの手間をできるだけ減らしたい方に選ばれています。
天然木のような木目や香り、経年変化はなく、夏場は表面温度が高くなりやすいという特徴があります。
ハードウッド
ハードウッドは、イペやウリン、セランガンバツなど、非常に硬く耐久性の高い天然木の総称です。
耐朽性に優れ、防腐処理を行わなくても長期間使用できるため、公共施設や商業施設でも多く採用されています。
その反面、重量があり非常に硬いため、加工や施工には専用工具や高い施工技術が必要になる場合があります。
また、材料価格も比較的高くなる傾向があります。
レッドシダー
レッドシダーは、天然の耐朽性を備えたソフトウッドです。
ハードウッドに比べて軽量で加工しやすく、施工性に優れていることが特徴です。
また、美しい木目や赤みを帯びた色合い、天然木ならではのやさしい香りが、住まいに温かみのある空間を演出します。
適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、美しい状態を長く保つことができ、経年変化によって深まる味わいも楽しめます。
天然木ならではの質感やデザイン性、施工性のバランスを重視したい方におすすめのデッキ材です。
| 項目 | レッドシダー | 人工木 | ハードウッド |
|---|---|---|---|
| 質感 | 天然木ならではの温もり | 均一な仕上がり | 重厚感のある天然木 |
| 木目 | 美しい木目と色の濃淡 | 均一 | 樹種ごとに異なる |
| 香り | 天然木の香り | なし | 樹種による |
| 夏場の表面温度 | 比較的上がりにくい | 上がりやすい | 日射条件により高温になることがある |
| 加工性 | ◎ 加工しやすい | ○ 比較的加工しやすい | △ 非常に硬く加工しにくい |
| メンテナンス | 定期的な塗装がおすすめ | 比較的少ない | 比較的少ない |
| 部分補修 | しやすい | やや難しい | 可能だが加工に手間がかかる |
| デザイン性 | 自然な風合い・経年変化を楽しめる | 色合いが均一 | 重厚感がある |
レッドシダーデッキで後悔しないためのポイント
レッドシダーは、美しい木目や色の濃淡、天然木ならではの温もりが魅力のデッキ材です。
しかし、天然木の特性を十分に理解せずに採用すると、「思っていた仕上がりと違った」「メンテナンスが必要だとは知らなかった」と感じることがあります。
レッドシダーの特徴を知り、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、長く愛着を持って使い続けることができます。
色の濃淡は天然木ならではの個性
レッドシダーは、一枚ごとに色合いや木目が異なります。
赤みのある板や淡い色の板、濃い茶色の板などが組み合わさることで、天然木ならではの豊かな表情が生まれます。
均一な色合いをイメージしていると、施工後に違和感を感じることがありますが、この色の濃淡こそがレッドシダーの魅力です。
施工前に色味のバランスを確認しながら配置することで、より美しい仕上がりになります。
経年変化を楽しむ
レッドシダーは、紫外線や雨風の影響を受けることで、少しずつ色合いが変化します。
無塗装の場合は、時間の経過とともに落ち着いたシルバーグレーへと変化し、自然な風合いを楽しめます。
施工当初の色味をできるだけ保ちたい場合は、木材保護塗料を定期的に塗り直すことが大切です。
経年変化も天然木ならではの魅力として楽しむか、美しい色合いを維持するかによって、メンテナンス方法も変わってきます。
定期的なメンテナンスを前提にする
レッドシダーは天然の耐朽性を備えていますが、屋外で長く美しい状態を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日頃の掃除や点検に加え、必要に応じて再塗装を行うことで、紫外線や雨風による劣化を抑えることができます。
人工木のように「メンテナンスフリー」ではありませんが、その分、手入れを重ねながら天然木ならではの風合いを育てていけることも、レッドシダーの大きな魅力です。
また、長年使用すると、紫外線や乾燥の影響で表面に毛羽立ちやささくれが生じることがあります。その場合は、サンドペーパーなどで表面を整えてから再塗装を行うことで、快適に使用し続けることができます。
施工方法で耐久性が大きく変わる
レッドシダー本来の性能を活かすためには、木材だけでなく施工方法も重要です。
適切な根太間隔や通気性の確保、水勾配の設定、ステンレス製ビスの使用など、基本的な施工ポイントを押さえることで、デッキをより長持ちさせることができます。
施工を依頼する場合は、天然木デッキの施工実績がある業者へ相談することも大切です。
レッドシダーで「後悔した」と感じるケースの多くは、天然木ならではの特性やメンテナンスについて十分に理解しないまま採用した場合です。
色の濃淡や経年変化を魅力として楽しみ、適切な施工と定期的なお手入れを行うことで、年月とともに味わいが深まるウッドデッキを長く楽しむことができます。
デッキ材の選び方



レッドシダーのウッドデッキは、グレードやサイズによって仕上がりの印象や使い勝手が変わります。
また、設置する場所やデッキの使い方によっても、適したデッキ材は異なります。
デザインだけでなく、用途やライフスタイルも考慮して選ぶことで、より満足度の高いウッドデッキになります。
グレードで選ぶ
クリア材(上小無地)
クリア材は節が少なく、木目や色の濃淡が美しいグレードです。
レッドシダーならではの上品な木目が引き立ち、高級感のある仕上がりになります。
モダン住宅やシンプルなデザインの住宅とも相性が良く、リビング前のウッドデッキなど、住まいのメインとなる空間にもおすすめです。
天然木ならではの美しい表情を楽しみたい方に適しています。
節あり材
節あり材は、天然木らしい個性や素朴な風合いを楽しめるグレードです。
一枚ごとに異なる木目や節が、自然な雰囲気のデッキを演出します。
ナチュラルテイストの住宅やガーデンとの相性が良く、木の温もりを感じられる空間づくりにおすすめです。
また、クリア材に比べてコストを抑えられるため、広い面積のデッキにも採用しやすいグレードです。
サイズ(幅)で選ぶ
レッドシダーのデッキ材は、サイズによっても見た目の印象が変わります。
一般的によく使用されるのが、2×4材と2×6材です。
2×4材
2×4材は板幅が比較的細く、ラインが細かく並ぶため、軽やかで繊細な印象に仕上がります。
コンパクトなデッキや勝手口まわり、小さな庭などにも取り入れやすく、デッキ全体をすっきりと見せたい場合におすすめです。
また、板幅が細いため、複雑な形状のデッキや加工が必要な施工にも対応しやすいという特徴があります。
2×6材
2×6材は住宅用ウッドデッキで最も多く使用されるサイズです。
板幅が広いため、木目や色の濃淡がより美しく映え、ゆったりとした高級感のある印象になります。
施工枚数が少なく済むため、ラインがすっきりと見えることも特徴です。
リビング前のデッキや広い庭など、存在感のあるウッドデッキをつくりたい場合によく採用されています。
用途や設置場所に合わせて選ぶ
ウッドデッキは、広い庭だけでなく、小さな庭や中庭、玄関まわり、駐車場の上など、さまざまな場所に設置できます。
使用する場所や目的に合わせてデッキ材を選ぶことで、より使いやすく、住まいに調和した空間になります。
例えば、リビング前のデッキでは、見た目や肌触りを重視してクリア材を選ぶことで、上質なくつろぎの空間を演出できます。
庭の一角や通路、ガーデンスペースでは、節あり材を採用することで、天然木らしい表情を活かしたナチュラルな雰囲気に仕上がります。
また、小さな庭でも掃き出し窓の前にデッキを設けることで、室内と屋外をゆるやかにつなぐ開放的な空間をつくることができます。
さらに、駐車場の上を活用したスカイデッキのように、限られた敷地でも工夫次第でくつろぎのスペースを実現することも可能です。
デッキの完成イメージから選ぶ
レッドシダーのデッキ材は、グレードやサイズによって仕上がりの印象や価格が異なります。
節の少ないクリア材は上質で洗練された印象に、節あり材は天然木らしい素朴な風合いを演出します。
また、2×4材は軽やかで繊細な印象に、2×6材はゆったりとした存在感のあるデザインに仕上がります。
デッキ材選びで大切なのは、価格だけではなく、完成したときにどのような空間にしたいかをイメージすることです。
上質で落ち着いた雰囲気を目指すのか、それとも天然木らしい表情や温もりを楽しみたいのかによって、適したグレードやサイズは変わります。
施工例なども参考にしながら、ご予算や設置場所に合わせて、理想のウッドデッキを実現するデッキ材を選びましょう。
施工時のポイント



レッドシダーは加工しやすい木材ですが、屋外で長く使用するためには施工方法も重要です。雨水がたまりにくい構造や、木材の伸縮を考慮した施工を行うことで、美しい状態を長く保つことができます。
根太の間隔を適切に設定する
デッキ材は根太(ねだ)と呼ばれる下地材の上に固定します。
根太の間隔が広すぎると、歩いたときにたわみが生じたり、デッキ材への負荷が大きくなったりする原因になります。
使用するデッキ材の厚みに応じて適切な根太間隔を守り、安定した構造にすることが大切です。
一般的な2×6サイズのレッドシダーデッキ材では、根太間隔は455mm以下(芯々)が目安とされています。
適切な間隔で施工することで、歩行時のたわみを抑え、デッキを安定した状態に保ちやすくなります。
※施工条件や使用する部材によって適切な寸法は異なります。
水勾配を確保する
デッキの上に雨水が溜まると、木材が乾きにくくなり、劣化を早める原因になります。
デッキの表面に雨水が溜まらないよう、一般的には1/100程度の緩やかな勾配を設けます。わずかな傾斜でも排水性が向上し、木材が乾きやすくなるため耐久性の向上につながります。
落ち葉や土が溜まりやすい場所は、定期的に清掃することも重要です。
※施工条件や設置環境によって適切な勾配は異なります。
通気性を確保する
デッキ材の裏側は見えないため、湿気がこもりやすい部分です。
地面との間に十分な空間(300mm程度以上)を確保し、風が通る構造にすることで、乾燥しやすくなり耐久性の向上につながります。
特に建物との取り合い部分は湿気がたまりやすいため、通気を妨げない納まりにすることが大切です。
※施工条件や使用する部材によって適切な寸法は異なります。
ステンレス製ビスを使用する
屋外では雨水の影響を受けるため、鉄製のビスを使用するとサビが発生し、木材に黒い汚れが付着することがあります。
レッドシダーにはステンレス製ビスを使用することで、サビによる汚れを防ぎ、長期間美しい仕上がりを保ちやすくなります。
木口までしっかり塗装する
木材の中でも木口(切断面)は水分を吸収しやすい部分です。
施工前に木口まで保護塗料を塗布することで、吸水を抑え、反りや割れの予防につながります。
再塗装の際も、木口を含めて塗装することをおすすめします。
塗装と経年変化
レッドシダーは、天然の耐朽性を持つ木材ですが、屋外では紫外線や雨風の影響を受けるため、時間の経過とともに色合いが変化します。
無塗装のまま自然な風合いを楽しむ方法もあれば、木材保護塗料で色味を維持しながら長く美観を保つ方法もあります。
仕上がりのイメージやメンテナンス方法に合わせて、塗装方法を選ぶことが大切です。
無塗装
塗装を行わず、自然の風化に任せる仕上げ方法です。
施工直後はレッドシダー特有の赤みや褐色、クリーム色などの豊かな色合いを楽しめますが、紫外線や雨風の影響によって、数年かけて落ち着いたシルバーグレーへと変化していきます。
自然な経年変化を楽しみたい方には人気がありますが、色の変化を均一にするためには、日当たりや雨掛かりの違いも考慮する必要があります。
クリア塗装
レッドシダー本来の色味や木目を活かしたい場合は、透明または半透明の保護塗料がおすすめです。
木材の風合いを残しながら、紫外線や雨水による劣化を抑える効果があります。
透明系の塗料は着色塗料に比べて紫外線を防ぐ力が弱いため、色味を維持したい場合は定期的な再塗装が必要です。
着色塗装
木目を活かしながら、ブラウンやダークブラウンなど好みの色合いに仕上げる方法です。
着色顔料が紫外線を遮るため、クリア塗装よりも退色を抑えやすく、木材を保護する効果も高くなります。
住宅の外観や外壁とのコーディネートを重視する場合にもおすすめです。
美観を保つためには定期的な再塗装がおすすめ
塗装の種類や設置環境によって異なりますが、美しい外観を維持するためには、3~5年を目安に再塗装を行うことをおすすめします。
特に日当たりの良い場所や雨が多く当たる場所では、塗膜の劣化が早く進むことがあります。
定期的に状態を確認し、早めにメンテナンスを行うことで、レッドシダーならではの美しい木目や色合いを長く楽しむことができます。
レッドシダーは、経年変化も魅力のひとつです。施工直後の美しい色合いを維持したいのか、それとも時間とともに変化する風合いを楽しみたいのかによって、最適な塗装方法は異なります。住まいのデザインやメンテナンスの考え方に合わせて、仕上げを選びましょう。
メンテナンス方法



レッドシダーは天然の耐朽性を備えた木材ですが、屋外で長く美しい状態を保つためには、定期的なお手入れが大切です。
日頃の簡単な清掃と、定期的な点検・再塗装を行うことで、腐朽や劣化を抑え、天然木ならではの風合いを長く楽しむことができます。
定期的に掃除をする
ウッドデッキの上に落ち葉や土、砂などがたまると、水分を含んだままになり、カビや腐朽の原因になることがあります。
普段はホウキで掃いたり、必要に応じてホースの水で洗い流したりするだけでも十分です。
デッキの隙間にゴミがたまりやすいため、定期的に取り除くことをおすすめします。
年に1~2回は点検を行う
年に1~2回を目安に、デッキ全体の状態を確認しましょう。
特に次のような点を確認すると安心です。
- ビスの緩みや浮きがないか
- 板の反りや割れがないか
- 腐朽やカビが発生していないか
- 塗装の色あせや剥がれがないか
早めに異常を見つけることで、大掛かりな補修を防ぐことにつながります。
3~5年を目安に再塗装を行う
レッドシダーは無塗装でも使用できますが、美しい色合いを維持したい場合や、木材を紫外線や雨風から保護したい場合は、定期的な再塗装がおすすめです。
再塗装の目安は一般的に3~5年程度ですが、日当たりや雨の当たり方によって劣化の進み方は異なります。
表面の色あせや撥水性の低下が見られたら、塗り替えを検討するとよいでしょう。
傷んだ部分だけ交換できる
レッドシダーは加工しやすい木材のため、傷みが進んだ板だけを交換しやすいこともメリットです。
デッキ全体を張り替える必要がない場合も多く、部分補修によって長く使い続けることができます。
定期的な点検と部分補修を組み合わせることで、メンテナンス費用を抑えながら、美しいデッキを維持しやすくなります。
レッドシダー特有の「アク」に注意
レッドシダーには天然成分が含まれており、施工直後や雨に濡れた際に、木材の成分(アク)が雨水とともに流れ出ることがあります。
白い外壁や基礎、タイルなどに黒っぽいシミが付着する場合がありますが、多くは専用のアク洗浄剤などで落とすことができます。
施工時には排水経路を考慮し、必要に応じて養生を行うことで汚れを軽減できます。
メンテナンスを続けることで長く楽しめる
レッドシダーは、適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、長く使い続けることができる天然木です。
時間とともに色合いや風合いが変化していくことも、レッドシダーならではの魅力のひとつです。
日頃の清掃や点検、必要に応じた再塗装や補修を行いながら、天然木ならではの味わいを楽しみましょう。
よくある質問
Q1. レッドシダーと人工木はどちらがおすすめですか?
どちらにもメリットがあります。
人工木は定期的な塗装が不要で、メンテナンスの手間を抑えられることが特徴です。レッドシダーは天然木ならではの木目や香り、やさしい肌触りを楽しめます。
天然木の風合いや経年変化を楽しみたい方にはレッドシダー、メンテナンスの手間をできるだけ減らしたい方には人工木がおすすめです。
Q2. レッドシダーのウッドデッキは何年くらい使えますか?
施工方法や設置環境、メンテナンス状況によって異なりますが、適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、長期間使用することができます。
通気性を確保した施工や定期的な再塗装を行うことで、木材を良好な状態に保ちやすくなります。
Q3. メンテナンスは大変ですか?
日頃のお手入れは、落ち葉や砂を掃除し、必要に応じて水洗いする程度で十分です。
美しい色合いを保ちたい場合は、3~5年を目安に再塗装を行うことをおすすめします。
天然木は手入れをしながら長く使う素材ですが、その変化も魅力のひとつです。
Q4. DIYでも施工できますか?
レッドシダーは比較的軽く加工しやすいため、DIYでも人気のある木材です。
デッキは構造部分の強度や排水、通気性なども重要になるため、安全性や耐久性を考慮して施工することが大切です。
施工に不安がある場合は、専門業者へ相談することをおすすめします。
Q5. レッドシダーはシロアリに強い木材ですか?
レッドシダーには天然の耐朽成分が含まれており、腐朽菌やシロアリに対する抵抗性を持つ木材として知られています。
しかし、「絶対に被害を受けない」というわけではありません。
湿気がこもる環境や地面と常に接するような施工では劣化しやすくなるため、通気性を確保した施工と定期的な点検・メンテナンスが重要です。
Q6. デッキ材は「クリア材」と「節あり材」のどちらを選べばよいですか?
クリア材は節が少なく、木目や色合いが美しく、上質な仕上がりになります。
節あり材は天然木らしい表情を楽しめるほか、ナチュラルな雰囲気のデッキに仕上げたい方におすすめです。
デザインの好みやご予算に合わせてお選びください。
Q7. レッドシダーは小さな庭でも設置できますか?
はい、設置できます。
ウッドデッキは広い庭だけでなく、掃き出し窓の前や中庭、小さなお庭、駐車場の上など、限られたスペースにも施工できます。
住まいや敷地に合わせてサイズや形状を工夫することで、屋外にくつろぎの空間をつくることができます。
まとめ
レッドシダーは、美しい木目や色の濃淡、天然木ならではの温もりを楽しめるデッキ材です。
適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、美しい状態を保ちながら長く使用することができます。
また、ウッドデッキは広い庭がある住宅だけのものではありません。小さな庭や中庭、駐車場の上など、限られたスペースでもアイデア次第で快適な屋外空間をつくることができます。
用途やデザインに合わせてクリア材・節あり材を選び、レッドシダーならではの豊かな表情を住まいに取り入れてみてはいかがでしょうか。




