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そもそもパーゴラとは?役割や種類、素材の違いをわかりやすく解説

「パーゴラ」という言葉を聞いたことはあっても、

「屋根のようなもの?」
「テラス屋根とは何が違うの?」
「庭にある藤棚と同じもの?」

と思う方も多いのではないでしょうか。
パーゴラは、柱と梁を組み合わせてつくる屋外の構造物です。
庭に設置したり、ウッドデッキの上に設けたり、植物を絡ませたりすることで、屋外に心地よい居場所をつくることができます。
今回は、そもそもパーゴラとは何なのか、その役割や種類、素材の違いについてご紹介します。

目次

  1. そもそも「パーゴラ」とは?
  2. パーゴラとテラス屋根の違いは?
  3. パーゴラは何のためにつくる?
  4. パーゴラにはどんな種類がある?
  5. パーゴラらしいデザインをつくる「垂木の先端」
  6. パーゴラにはどんな素材が使われる?
  7. レッドシダーには、木製パーゴラに適した特徴があります
  8. パーゴラを設置するときのポイント
  9. よくある質問
  10. まとめ
  11. 関連商品
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そもそも「パーゴラ」とは?

パーゴラとは、柱を立て、その上に梁や桟を渡してつくる屋外の構造物です。
一般的な屋根のように、雨を完全に防ぐことを目的としたものではありません。
上部に梁や桟を一定の間隔で並べることで、空を感じながら、ほどよく日差しをやわらげる空間をつくることができます。
庭に独立して設置するほか、建物に接続したり、ウッドデッキと組み合わせたりすることもあります。
植物を絡ませて日陰をつくるなど、庭の景観を楽しむために使われることも多い構造物です。

ちなみに「パーゴラ(pergola)」という言葉は、イタリア語の pergola に由来します。さらにさかのぼるとラテン語の pergula に由来し、「ぶどう棚」や「つる植物を這わせる棚」のような意味で使われていました。
もともとは植物を這わせるための棚だったものが、現在では植物を楽しむだけでなく、日差しをやわらげたり、庭で過ごす場所をつくったりする構造物として使われています。
つまりパーゴラは、植物や庭と一緒に楽しむための構造物として、現在のような形に発展してきたものといえます。

パーゴラとテラス屋根の違いは?

パーゴラとテラス屋根は、どちらも建物の外に設置されるため、似たものと考えられることがあります。
しかし、それぞれ目的が異なります。

パーゴラ

パーゴラは、屋外に空間をつくり、庭や建物とのつながりを楽しむための構造物です。
上部は梁や桟などで構成されているため、基本的には雨を完全に防ぐものではありません。
植物を絡ませたり、シェードなどを取り付けたりすることで、日差しをやわらげることができます。

テラス屋根

テラス屋根は、雨や日差しを防ぐことを主な目的としています。
屋根材が取り付けられているため、洗濯物を干したり、雨の日でも屋外スペースを利用したりしやすいのが特徴です。

まとめると

雨を防ぐことを重視するならテラス屋根。
屋外の雰囲気や空間づくりを楽しむならパーゴラ。

という違いがあります。

パーゴラは何のためにつくる?

パーゴラには、屋外に新しい居場所をつくるという役割があります。

庭に居場所をつくる

庭は、植物を眺めるだけの場所ではありません。
テーブルや椅子を置いたり、家族や友人と過ごしたりする場所として使うこともできます。
パーゴラを設けることで、「ただの庭」だった場所に、ひとつの居場所が生まれます。

ウッドデッキと組み合わせる

パーゴラとウッドデッキは、相性のよい組み合わせです。
足元にウッドデッキ、頭上にパーゴラを設けることで、室内から続く屋外のリビングのような空間をつくることができます。
前回ご紹介したウッドデッキが「部屋と庭をつなぐ場所」だとすれば、パーゴラはその場所にほどよい囲まれ感や居場所らしさを加えるものともいえます。

植物を楽しむ

パーゴラの代表的な使い方の一つが、植物を絡ませることです。
つる性の植物を育てれば、季節とともに表情が変化する、自然な日陰をつくることができます。
藤棚も、パーゴラのような構造を活かしたものの一つと考えることができます。

日差しをやわらげる

パーゴラの上部にシェードや布などを取り付けることで、日差しをやわらげることもできます。
完全に屋根で覆うのではなく、季節や天候に合わせて日差しを調整できるのも、パーゴラの楽しみ方の一つです。

パーゴラにはどんな種類がある?

設置場所や建物との関係によって、パーゴラにもいくつかのタイプがあります。

独立型パーゴラ

庭の中に独立して設置するタイプです。
庭の一角にテーブルや椅子を置き、くつろぎのスペースをつくることができます。
建物から少し離れた場所にも設置できるため、庭の使い方を広げやすいのが特徴です。

建物に接続するパーゴラ

建物の外壁に沿って設置するタイプです。
室内から庭へ出る場所に設けることで、室内と屋外のつながりをより感じやすくなります。
掃き出し窓の前やテラスなどに設置されることもあります。

ウッドデッキと組み合わせるパーゴラ

ウッドデッキの上にパーゴラを設置するタイプです。
デッキと同じ木材を使用すれば、庭全体に統一感を持たせることができます。
ウッドデッキだけでは少し開放的すぎると感じる場合でも、パーゴラを組み合わせることで、屋外の空間にほどよいまとまりが生まれます。

パーゴラは、設置する場所や周囲との組み合わせによって印象が大きく変わります。
実際の施工例も、ぜひ参考にしてみてください。
パーゴラ施工例

ところで、パーゴラの上に並んでいる木材の先端が、斜めにカットされているのを見たことはありませんか?

パーゴラらしいデザインをつくる「垂木の先端」

パーゴラを見ると、上部に並ぶ垂木の先端が斜めや曲線状にカットされていることがあります。
これは構造上必ず必要な加工というわけではありません。
先端にデザインを加えることで、四角い構造になりがちなパーゴラに軽やかさや装飾性を与え、庭の景観になじみやすくする役割があります。
パーゴラは、柱や梁の大きさだけでなく、こうした垂木の先端の形によっても印象が変わるのが面白いところです。

パーゴラにはどんな素材が使われる?

パーゴラには、天然木のほか、人工木や金属など、さまざまな素材が使われます。

天然木

天然木のパーゴラは、庭や植栽となじみやすく、自然な雰囲気をつくりやすいのが魅力です。
木目や色合いなど、一つひとつ異なる表情を楽しめることも天然木ならではです。
屋外で使用するため、雨や紫外線による経年変化が起こります。
木材の特徴を理解し、必要に応じて塗装やメンテナンスを行うことが大切です。

人工木

木粉と樹脂などを組み合わせた人工木材を使ったパーゴラもあります。
天然木に比べて色や状態が変化しにくく、メンテナンスの負担を抑えやすいことが特徴です。
ただし、天然木とは質感や経年変化の仕方が異なります。

金属

アルミなどの金属製パーゴラは、シンプルでモダンな雰囲気に仕上げやすい素材です。
製品によっては、可動式のルーバーなどを備え、日差しを調整できるタイプもあります。
建物のデザインや、パーゴラをどのように使いたいかに合わせて選ぶことが大切です。

レッドシダーには、木製パーゴラに適した特徴があります

ウエスタンレッドシダーには、屋外の木製構造物に使いやすい特徴があります。

天然木ならではの豊かな表情

レッドシダーは、赤みのある部分から淡い色まで、一枚ごとに異なる色合いを持っています。
庭や植栽と組み合わせることで、自然な景観になじみやすいのが魅力です。

比較的軽く、加工しやすい

レッドシダーは比較的軽く、加工しやすい木材です。
パーゴラは柱や梁など、さまざまな部材を組み合わせてつくるため、現場で加工しやすいことも特徴の一つです。

天然の耐朽性

レッドシダーは、天然の耐朽性を持つ木材として知られています。
ただし、屋外で長く使用するためには、木材の種類だけでなく、設計や施工方法、設置環境も重要です。
雨水がたまりにくい構造にすることや、定期的に状態を確認することも大切です。

経年変化を楽しめる

屋外で使用すると、レッドシダーは時間とともに少しずつ色合いが変化していきます。
塗装によって色を維持することもできますし、自然な変化によって落ち着いた表情になっていく様子を楽しむこともできます。

パーゴラを設置するときのポイント

パーゴラをつくるときは、見た目だけでなく、設置場所や大きさ、周囲の環境についても考えることが大切です。

どこで、どのように使うかを考える

まずは、パーゴラの下でどのように過ごしたいのかを考えてみましょう。
テーブルや椅子を置くのか、ウッドデッキと組み合わせるのか、植物を楽しむのかによって、必要な大きさは変わります。

日差しの方向を考える

パーゴラは日差しを完全に遮るものではありません。
そのため、設置する場所の日当たりや時間帯による日差しの方向も考えておくことが大切です。
必要に応じて、植物やシェードなどを組み合わせることもできます。

風の影響を考える

パーゴラは屋外に設置する構造物です。
特にシェードなどを取り付ける場合は、風を受けることがあります。
柱や基礎を含め、設置場所に合った安全な構造を検討することが大切です。

将来のメンテナンスも考えておく

天然木を使用する場合は、設置後の塗装や点検についても考えておきましょう。
また、植物を絡ませる場合は、植物が成長した後の手入れについても考慮しておくと安心です。

よくある質問

Q. パーゴラは雨よけになりますか?

一般的なパーゴラは、雨を完全に防ぐための構造ではありません。
雨を防ぐことを重視する場合は、テラス屋根などを検討する必要があります。
パーゴラに屋根材を組み合わせる方法もあります。その場合は、構造や施工方法を含めて検討することが大切です。

Q. パーゴラと藤棚は同じですか?

藤棚は、藤などの植物を育てることを目的とした棚です。
パーゴラは屋外に空間をつくるための構造物で、植物を絡ませることもあります。
構造や使われ方が似ている部分もありますが、目的や呼び方には違いがあります。

Q. パーゴラは庭が広くないと設置できませんか?

必ずしも広い庭が必要なわけではありません。
設置する目的に合わせて大きさを考えれば、小さな庭やウッドデッキの上に設置することもできます。
大切なのは、庭の広さよりも「その場所をどのように使いたいか」です。

Q. パーゴラに植物を絡ませることはできますか?

はい。
つる性の植物などを絡ませて、自然な日陰をつくることができます。
ただし、植物は成長するため、剪定など定期的な手入れも必要になります。

まとめ

パーゴラは、柱と梁、桟などを組み合わせてつくる屋外の構造物です。
雨を防ぐことを主な目的としたテラス屋根とは異なり、庭やウッドデッキに、屋外で過ごすための居場所をつくることが大きな役割です。
庭に独立して設置したり、建物やウッドデッキと組み合わせたり、植物を絡ませたりと、さまざまな楽しみ方があります。

「庭を眺める場所」から、
「庭で過ごす場所」へ。

パーゴラは、そんな庭の使い方を広げてくれる存在です。
ウッドデッキやウッドフェンスと組み合わせながら、自分らしい屋外空間を考えてみてはいかがでしょうか。

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